野菜の有効利用について

台風や地震など、自然災害や気象条件により野菜の価格が高騰することもあり、毎日の食事が大変ですね。

だからといって野菜を使わない食事は、食卓が寂しい彩りになってしまいます。ビタミン類が豊富で整腸作用がある野菜は、健康にも欠かすことができません。

そこで、せっかく買った野菜の有効な使い方です。

いつもは捨ててしまいがちな部分でお料理しましょう。ごみも減って一石二鳥!

大根

よく洗い、さっと塩茹でします。刻んで炊き上がったごはんに混ぜて「菜飯」にしましょう。

ビタミンAやCが豊富です。和食の魚料理によく合います。

炒めたり、味噌汁に入れてもよいでしょう。

繊維に沿って太めの千切りにします。さっと茹でて、マヨネーズ・しょう油(少々)・こしょうで和えてサラダにおすすめ。市販のとろりとしたドレッシングでもよいでしょう。

きゅうり、キャベツ、水菜などの青みやハムの千切りを加えると更に彩りよく美味しいですよ。

にんじん

千切りにして、きんぴらやスープの彩りに使いましょう。

へた

お皿などに少しの水を入れ、落としたへたの切り口を下にしておく。

水を替えながら数日すると葉が育ちます。青みに使えます。(少々苦味あり)

さつま芋

千切りにして水にさらした後、きんぴらに。甘くて美味しいですよ。

キャベツ

薄くスライスにしてサラダや味噌汁、スープなどに。炒め物にも使えます。

塩を振りしんなりさせ、絞ってから酢・砂糖で漬ける。カレーなどのつけあわせにも合います。

応用編

大根の葉(3㎝位に切る)とキャベツの芯(スライス)を茹でて絞る。砂糖・しょう油・すりごまで「胡麻和え」に。

色がきれいで、大根の葉のほのかな苦味が、お父さんのおつまみ(酒の肴)にも喜ばれます。

この他、切り干し大根などの乾物の利用もいいですね。