受験生の食事

人間の脳は胎児期3ヶ月から4歳頃までがとても大切とされ、その間の栄養摂取状態が脳の活性に影響するという説があります。

成長期の現在も活性中です。

そこで、脳に良い栄養について紹介します。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

脳をはじめ神経組織に非常に多く含まれている不飽和脂肪酸の一種。脳や神経組織の発育や、機能維持、記憶・学習能力に関わっています。

鯵や鯖などの青背魚に多く含まれています。

レシチン

脳の機能を高め、脳血管の動脈硬化を予防します。

大豆(豆腐、豆製品)、卵黄に含まれています。

カルシウム

脳神経が異常に興奮するのを抑えます。

牛乳、乳製品、小魚、青菜等に多く含まれています。

ビタミンC

神経細胞が詰まるのを防ぎます。

野菜、果物、芋類に含まれています。

グルタミン酸

脳の働きを活性化します。

納豆、凍り豆腐、湯葉などに多く含まれています。

よく噛んで食べる

脳神経の活動に影響を与えるのは栄養素だけではありません。

よく噛めば、脳が刺激され、活発に働きます。

夜食

食事は朝・昼・夕でワンセットです。

これに夜食が加わると1回分多くなってしまいます。

ですから夜食はできるだけ食べないほうが良いのです。

夜食を食べるより、朝食をしっかり食べる習慣をつけましょう。

試験は夜ではありません。

もし、どうしてもお腹が空いてしまったら、牛乳や乳製品、卵や豆腐のように消化の良いものを少しだけ食べるようにしましょう。

大事な受験を控えた受験生は、疲れやストレスが溜まりがちです。 規則正しい生活と食事を心掛け、風邪などの病気を予防しましょう。